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教室のホームページは目的がないと失敗する理由【役割を決めよう】

ホームページ 目的

『ホームページを新しく作りたい…』
『ホームページを業者に依頼したい…』
『でもホームページで失敗したくない…』

このような方に向けて、記事を書いています。

教室のホームページを作りたいけど、失敗するのが怖くて、なかなか踏み出せない…という方も多いと思います。

でも時代的にホームページがない教室って、ちょっと恥ずかしいですよね?

では、ホームページで失敗しないためには、何を気をつければいいのか?

結論からいうと、ホームページを作るときは、『ホームページを持つ目的を明確にすること」が最重要です。

その理由は、ホームページを作る目的が決まっていないと、ホームページを公開したあとで、効果検証できないからです。

『なんとなく必要だと思ったから…』とか『なんとなくカッコいいから…』という理由で、ホームページを作っても、効果も何もありませんからね。

ですから、まずは『ホームページにどんな役割を持たせるのか?』を明確にしておきましょう。

こんにちは。WEBマーケターのINUKAIです。

記事の信頼性

記事を書いている僕は172社のWEBサイトをディレクションした経験があり、自己所有のWEBサイトは合計で月間80万PVを超えています。

この記事では、『教室のホームページは目的がないと失敗する理由』から『ホームページで失敗する事例』までを解説していきます。

この記事を読めば、ホームページを運用する上での注意点がわかるので、ホームページを作ったあとに失敗するリスクを抑えられます。

3分ぐらいで読める内容なので、さっそく見ていきましょう〜。

教室のホームページは目的がないと失敗する理由【役割を決めよう】

ホームページ 目的

あなたの周りには、ホームページで失敗した教室オーナーはいますか?

ホームページを作って失敗した方の多くが、『ホームページを作ったけど効果がなかった…』と文句を言います。

でも、その効果とは何なのでしょうか?

  • 生徒を増やすため?
  • 問い合わせを増やすため?
  • 保護者への情報発信のため?
  • 教室のイメージアップのため?
  • 教室で働いてくれる先生を募集するため?

ホームページを作る目的は、教室によってさまざまです。

この目的が明確に決まっていないと、効果検証などできません。

『ホームページを作ったけど失敗した!』と主張する方の多くが、営業マンに言われるがまま契約をしてしまい、『何のためにホームページを持つのか?』を決めていない…。

ホームページの目的がわからないと、実際にホームページを制作するディレクターも、デザイナーも、コーダーも、何を目指せばいいのかわからず、結果的に『存在するだけのホームページ』が完成します。

とりあえずホームページがあるだけでも、教室の信用やブランディングにはつながるので、無いよりはあったほうがいいです。

しかし費用対効果を考えるなら、ホームページを持つ目的を明確にして、効果検証するべきですね。

あなたのホームページの目的は何ですか?

もしあなたが、自分の教室のホームページを作ろうとしているなら、次の質問に答えてみてください。

Q.あなたのホームページの目的は何ですか?

いかがですか?

もし明確な答えがないなら、このまま読み進めていってください。

『ホームページを作る目的』の例を以下に記載するので、参考にしてみてください。

HPを作る目的の例

  • 教室の信用を得るため
  • 問い合わせを増やすため
  • 生徒の入会数を増やすため
  • 教室の講師を採用するため
  • 広告の効果を高めるため
  • 教室の知名度を上げるため
  • 教室のイメージアップのため
  • 保護者に向けて情報発信をするため

とはいえ、ほとんどの教室が、生徒を増やすためにホームページを作っています。

つまり『体験の申し込み』や『入会に関する問い合わせ』を増やすために、ホームページを運用しているということですね。

さて、あなたは何のためにホームページを作りますか?

ホームページは目的ごとに戦略が変わってくる

ホームページの目的が決まったら、次に大事なことは『目的に合わせてホームページの戦略を立てる』です。

たとえば、『生徒を集めるための戦略』と『講師を採用するための戦略』は、まったく違います。

両者のゴール設定は、次のとおりです。

  • 生徒を集めたい→体験申し込みを獲得する
  • 講師を採用したい→求人応募を獲得する

ホームページの目的によってゴールが違うので、当然WEB戦略も違ってくるのです。

たとえば、両者の戦略は次のとおり。

【生徒を増やす戦略】
サイトに訪れたユーザーを『レッスン内容』や『生徒・保護者の声』のページに誘導して、教室に興味を持ってもらい、体験申し込みの背中を押す。

【講師を採用する戦略】
給料や仕事内容をわかりやすく掲載。サイト内で『働き方の例』や『先輩講師の声』のページに誘導して、実際に自分が働いているイメージを持ってもらう。最後は見学や面接への応募の背中を押す。

このように『ホームページで何をしたいか?』に合わせて戦略を変えないと、なかなか反響につながりません。

ですから、理想は『目的ごとにWEBサイトを作ること』です。

制作費用や運用体制の問題もあると思いますが、これが『本気でホームページの効果を出すための考え方』です。

ホームページ公開後の運用計画が必要です

ホームページの効果を出したいなら、ホームページを公開したあとの運用計画が必要です。

まずは、大前提として『ホームページを作っただけでは効果がない』ということを理解しておいてください。

当たり前ですが、ただホームページを作っても、誰かに見てもらわなければ効果は出ません。

誰かに見てもらうためには、インターネットの検索結果に表示される必要があります。

そのためには、『サイト内の記事の更新』『Googleのリスティング広告』『ポータルサイトへの掲載』などの施策が必須です。

とはいえ、個人事業主や中小零細企業の場合、『毎月の広告費に何十万円もかける』のは予算的に厳しいかと…。

ですから、ホームページ経由の利益が増えるまでは、『マンパワーで記事を更新しまくる』ことになります。

このときにホームページの運用計画がないと、『どんな記事を書けばいいの?』とか『どんなキーワードを狙えばいいの?』という疑問が解決できず、最終的にホームページが放置される…という末路になる。

『本気でホームページから集客したい!』と思っているなら、ホームページを公開したあとに『どうやってホームページを運用していくか?』という運用計画を準備しておきましょう。

ホームページを作って失敗する5つのパターン

ここでは、『ホームページを作って失敗するパターン』を紹介しておきます。

HPを作って失敗するパターン

  • ホームページの目的がない
  • ホームページを放置している
  • 全責任を業者に押し付けている
  • 戦略も計画もなしで運用している
  • WEBマーケティングの知識がない

ホームページを作って失敗する教室は、『ホームページを作れば効果が出る』と思っています。

でもこれは、大きな間違い…。

ホームページは、作ってからがスタートです。

そのため、ホームページを作る前より作った後の方が、圧倒的にやることが多くなります。

それなのに、『ホームページを作ったのに効果がない…』と文句を言うのは、かなり的外れです。

ホームページの運用は、とにかくPDCAを回すことが大事。

『計画→実行→検証→改善→実行』という感じで、仮説と検証をくり返していくことで、必ずいつか成果に結び付きます。

ホームページを動かして運用する気のない教室は、ホームページに過度な期待を持たないことですね。

【まとめ】今すぐにホームページをつくる目的を決めよう

今回は、ホームページを作る上で、かなり基礎的な内容ですが、これを知らない教室オーナーは多いです。

『ホームページはよくわからない…』『インターネットは難しそう…』というイメージから、無計画にホームページを作ってしまうのです。

でも、ホームページを教室運営と同じように考えると、わかりやすいと思います。

新しく教室を立ち上げるときは、『計画→実行→検証→改善』をくり返しますよね?

ホームページも、これと同じ。

『成果が出るまでPDCAを回すこと』が大事なのです。

そして、その最初のステップが『ホームページをつくる目的を決めること』です。

ホームページを作り始めるのは、それからでも遅くないですよ。