『ホームページの効果がない…』
『ホームページをうまく活用したい…』
『でも何をどうすればいいのかわからない…』
このような方に向けて記事を書いています。
せっかくホームページをつくっても、期待する効果が出ないと、ちょっとムカつきますよね?
でも残念ながら、ホームページを作っただけでは、効果は出ません。
ホームページの効果を実感できるまでには、少なくとも『半年~1年ぐらいはかかる』と思っておいた方がいいです。
こんにちは。WEBマーケターのINUKAIです。
記事の信頼性
記事を書いている僕は172社のWEBサイトをディレクションした経験があり、自己所有のWEBサイトは合計で月間80万PVを超えています。
この記事では『ダメなホームページの7つの特徴』について解説しています。
この記事を読めば、ホームページを運用する上で絶対にやってはいけないことがわかるので、今日からすぐにホームページの改善に取り組めます。
3分ぐらいで読める内容なので、さっそく見ていきましょう〜。
ダメな教室のホームページには7つの特徴があります!
この記事を読んでいるあなたは、ホームページの効果や反響に不満があるのだと思います。
でもぶっちゃけ、ホームページの効果が出るかどうかは、どれだけ積極的に運用しようとするか次第です。
僕の経験上、ダメなホームページの特徴は次のとおり。
ダメなホームページの特徴
- ユーザー目線で考えていない
- 更新が止まっている
- 業者に丸投げになっている
- サイト内に記事が足りてない
- キーワード対策をしていない
- 実行と改善をくり返していない
- ゴールを設計していない
『業者にお金を払ってホームページをつくれば、効果があるんでしょ?』という考えだと、ホームページの効果は期待できません。
ホームページは公開がゴールではなく、公開してからがスタートです。
これを理解していないと、『ホームページをつくったのに効果がないじゃないか!』という的外れのクレームに労力を使うことになります。
ちなみにホームページ業者を選ぶときも、その業者が『売ることをゴールにしているのか?』『ホームページから効果を出すことをゴールにしているのか?』を見極めることが重要です。
ここからは、ダメなホームページの特徴をそれぞれ解説していきますね。
ユーザー目線で考えていない
ダメなホームページの特徴その1は、『ユーザー目線で考えていない』です。
自分たちが発信したい情報だけを掲載した自己満足のホームページ、動画や画像だらけで表示スピードが遅いホームページ、情報量がスカスカで何も伝わらないホームページ…。
このようにユーザー目線に立っていないホームページは、残念ながら効果が出ません。
ホームページから効果を出すためには、ユーザーが問合せしたくなるようなホームページでなければいけません。
あなたのホームページは、いかがでしょうか?
見やすくて、使いやすくて、必要な情報が掲載されていて、ユーザーが納得できるようなホームページになっていますか?
実際にパソコンやスマホを使って、自分がユーザーになったつもりで、ホームページを確認してみてください。
『これじゃ問合せしないでしょ!』と思ったら、改善の余地ありです。
どんな商売も同じですが、お客様目線を見失うと、必ず失敗します。
ホームページの更新が止まっている
ダメなホームページの特徴その2は、『更新が止まっている』です。
あなたも経験がありませんか?
ホームページを見たら、新着情報が『2011年で止まっている…』みたいな経験。
更新が数年前で止まっているようなホームページから、誰も問合せしようなんて思わないですよね?
そもそも教室がまだやっているのかどうかも、疑われてしまいますよ。
ホームページ業者に丸投げする
ダメなホームページの特徴その3は、『ホームページ業者に丸投げする』です。
ホームページの効果を出すためには、業者任せにしていてはいけません。
なぜなら教室のことを1番よく知っているのは、教室のオーナーである『あなた』だからです。
ホームページの効果を出すためには、教室の情報を熟知している必要があります。
たとえば、次のような情報ですね。
- 教室の強みは何か?
- ほかの教室との違いは何か?
- どんな生徒が通っているのか?
- いつ教室に入会したくなるのか?
- 入会するときの保護者の不安は何か?
挙げればキリがないですが、こんな感じです。
ホームページからの反響を高めるためには、上記のような情報を全て把握した上で、ホームページを運用する必要があります。
それにもかかわらず、教室のことを全て把握していない業者に、ホームページの運用を丸投げしていいと思いますか?
これは、絶対にダメです。
本気でホームページからの反響を増やしたいなら、教室のオーナーのあなたが、積極的に運用に参加するべきです。
教室オーナーとホームページ業者の二人三脚で、ホームページの運用をしていくのが理想です。
サイト内に記事が足りていない
ダメなホームページの特徴その4は、『サイト内に記事が足りていない』です。
ホームページの効果である『問い合わせ』を増やすためには、ホームページにアクセスを集めなければいけません。
アクセスを集めるためには、自分の教室に関連するキーワードでGoogle検索したときに、検索結果の上位に表示される必要があります。
このキーワード対策で効果的なのが、『ホームページ内に記事を増やす方法』です。
お客様の役に立つような『教育や習いごとに関する情報』を増やすことで、ホームページの中に自然とキーワードが散りばめられていきます。
これが、キーワード対策です。
ただし、記事を書けば、すぐに検索結果に出てくるわけではありません。
検索結果に表示されるまでに3ヶ月〜半年はかかりますし、記事の質が悪いと何年経っても表示されないこともあります。
ですから、とにかく記事を書きまくることが大事です。
だいたい100本くらい記事を書くと、検索結果の上位を取れる記事が複数出てくるので、そこからはそのノウハウを活かして記事を書いていくと、検索結果で上位を取れる確率も高まります。
キーワード対策をしていない
ダメなホームページの特徴その5は、『キーワード対策をしていない』です。
ホームページに記事が足りてない場合、まずは記事を書くことが大事になります。
ホームページに数十本の記事を入れて、記事を書くことに慣れてきたタイミングで、キーワード対策もしていきましょう。
キーワード対策とは『自分の教室に関連するキーワードでGoogle検索されたときに、ホームページを検索結果の上位に表示させるための対策』です。
ざっくりな感覚でいうと、検索結果で1位を取れたら、だいたい検索ボリュームの半分の人がクリックしてくれる、というイメージです。
検索ボリュームとは『そのキーワードで月間に何回検索されているか?』の数値です。
キーワードで上位表示させるためには、記事タイトル、見出し、本文の内容、文字数、ディスクリプション、画像、ALT属性、内部リンクなど、あらゆる対策が必要になります。
ある程度の記事数になってきたら、このキーワード対策を行っていきましょう。
実行と改善をくり返していない
ダメなホームページの特徴その6は、『実行と改善をくり返していない』です。
何かの目標を達成しようとするときは、実行と改善をくり返しますよね?
これは、ホームページの場合も同じです。
たとえば『ホームページ経由で月3名の生徒に入会してもらう』という目標を立てた場合、問い合わせからの入会率から逆算して、各目標値を決める必要があります。
逆算して考えると、こんな感じの数値目標になりますね。
入会3名←体験申し込み9名←問い合わせ27件←アクセス数2,700件
上記から計算すると、目標の入会3名を達成するためには、2,700件のアクセスを集めなければいけない、ということになります。
この場合に、まずやるべきことは、『アクセス数2,700件を達成するためにホームページ内に有益な記事を書きまくること(最低100本)』です。
アクセス数が2,700件に到達したあとは、以下の流れで検証していきます。
問い合わせ件数の27件は達成したか?→体験申し込みにつながったか?→入会につながったか?
各段階の数値を確認していき、目標に達していない場合は、目標に到達するまで改善をくり返していくのです。
記事数を増やしたり、キーワードの見直しをしたり、内部リンクを貼り直したり、セールスライティングを書き直したり、セールスページまでの導線を設計し直したり、サイトスピードを改善したり…。
ホームページから反響を出すためには、このように実行と改善をくり返すことが必要です。
ゴールを設計していない
ダメなホームページの特徴その7は、『ゴールを設計していない』です。
ホームページからの問い合わせを増やすためには、まずホームページへのアクセスを集めなければいけません。
アクセスを集めるためには、ホームページ内に記事を増やさなければいけません。
そのため、『まずは記事をたくさん書いてアクセスを集めよう!』となるのですが、ここで一点注意すべきことがあります。
それは、『ただアクセスを集めても問い合わせにつながらない』ということです。
どういうことかというと、サイトに訪れたユーザーに問い合わせをしてもらうためには、最終的に『セールスページ』を見てもらう必要があるのです。
何かしらの悩みを抱えるユーザーが、ホームページ内の記事に訪れた場合、そのまま放っておくと、その記事の1ページだけで離脱してしまいます。
このユーザーから問い合わせを獲得するために、やらなければいけないことは、『記事を読み終わったあとにセールスページに誘導すること』です。
たとえば、記事の最後に『当教室では〇〇の悩みを〇〇で解決できますので、ぜひこちらもチェックしてみてください』のような一文を添えて、セールスページに誘導するのです。
そうすることで、記事に訪れたユーザーのうち何割かはセールスページに飛んでくれて、そのうち何割かは問い合わせしてくれる、というイメージです。
ホームページから問い合わせを増やしたいなら、このようにゴールまでの導線設計をしっかりやっておいてくださいね。
【まとめ】ダメなホームページは無計画に放置されている
最後に『ダメなホームページの7つの特徴』をまとめておきます。
ダメなホームページの7つの特徴
- ユーザー目線で考えていない
- 更新が止まっている
- 業者に丸投げになっている
- サイト内に記事が足りてない
- キーワード対策をしていない
- 実行と改善をくり返していない
- ゴールを設計していない
世の中の多くのホームページが、無計画に作られ、適当に運用されています。
そりゃあ、ホームページの効果が出ないのも、仕方ないかと…。
とにかくホームページは公開したあとの運用が大事なので、絶対に放置せず、実行と改善をくり返していってくださいね。